【新元号】
~おさらい編~

 

こんにちは。
暦生活の清水です。

3月も半ばに入り、もうすぐ新年度を迎えますね。

今年の4月1日は、「新元号」が公表される日。
何だかいつもとは違う、わくわくするような気持ちになっている方も多いのではないでしょうか?

そんな今回は、「元号」について知っているようで知らなかった3つの疑問を紹介していきたいと思います。

1.元号って誰がどうやって決めているの?
2.今まで、最も多く使われてきた漢字は?
3.そもそも元号っていつから始まったの?

 

1.元号って誰がどうやって決めているの?

現在の法律に基づくと、選ばれた学者ら数人が候補を出すところから始まります。
その後、内閣官房長官が選定し、閣僚会議などを経て決まるとされています。

選定の基準は、

・国民の理想としてふさわしい意味をもつ
・漢字2文字
・書きやすい
・読みやすい
・過去に使われていない
・俗用されていない

をみたす言葉です。

また、元号は中国が発祥であるため、多くが中国の古典に基づいて決められてきました。
例えば、「平成」は、『史記』の「内平外成(内平かに外成る)」と『書経』の「地平天成(地平かに天成る)」という文言から2文字が選ばれ、「国の内外にも天地にも平和が達成される」という意味が込められています。

 

 


2.今まで、最も多く使われてきた漢字は?

「永」…今までに、29回使われてきました。
漢字は時代によって流行があり、「永」は平安時代に多く使われていたようです。
末永く続くようにと思いが込められていたのかもしれません。

続いて「元」「天」が27回、「応」が20回、「正」「長」「文」「和」が19回、「安」が17回となります。
今まで、247の元号が誕生しましたが、使われている漢字は72文字と少なめの印象です。

もともと中国の文献や吉兆の漢字を選ばなくてはならないため、選定の基準を満たす漢字となると、絞られていくようです。

ちなみに、今の元号は漢字2文字と決められていますが、遡ってみると漢字4文字の時代がありました。
「天平感宝(てんぴょうかんぽう)」「神護景雲(じんごけいうん)」など奈良時代に5回登場しています。これは、当時の中国の女帝・則天武后が4文字の元号を使っていた影響があるのではといわれているそうです。

 

 


3.そもそも元号っていつから始まったの?

元号はもともと中国から日本に入ってきました。
日本で最初の元号は、『日本書記』などの公式な記録によると、西暦645年の「大化」の時代だそうです。
「大化の改新」としても知られる孝徳天皇の時代です。
その後、1300年余りの間に、なんと247もの元号が誕生しました。

今の時代は、新天皇の即位に合わせて改元されることが法律で定められていますが、
明治までの時代は、吉事があったときの「瑞祥改元」、自然災害や疫病の流行など災いを断ち切るための「変異改元」など、その時代を一新したいときに改元されていたようです。

鎌倉時代の「暦仁(りゃくにん)」は、地震の多発により西暦1238年12月30日~翌年3月13日までの
たった2ヵ月半で改元されてしまいました。

反対に、最も長く使われていた元号は、みなさんご存知の「昭和」で、
西暦1926年12月25日~1989年1月7日までの63年と7日でした。

 

 

今回の改元は、事前に発表日が決められたため、SNSやニュースサイトなどで、
新しい元号は何になるのかと盛り上がりを見せていますね。

みなさんはどんな言葉になるか予想されていますか…?
私もこそっと心の中で考え中です…^^

いろんなことがあった平成の時代に感謝しつつ、
新しい時代の幕開けを楽しみに待ちたいと思います。

新しい時代も、たくさんの笑顔に出会える日々になりますように♪