ぽかぽかになって新しい年へ
二十四節気【冬至】

冬至

こんにちは。暦生活の下滝です。

寒い日が続いて、外出時にも毛糸の帽子やボリュームのあるマフラーを身に着けた、暖かそうな装いの方をよく見かけます。
雨の日には足元から氷のような寒さがのぼってくるようで、気分も少し落ち込みがちに…。
そんな中、12月22日から1月5日までは二十四節気の「冬至(とうじ)」と呼ばれる季節がやってきます。

冬至

ご存知の方も多いかと思いますが、「冬至」は「一年で一番昼が短くなり、夜が長くなる時期」とされています。
日が沈むのも早く、冷気を増す夜が長いと気持ちも沈んでしまいそうですが、冬至にまつわる言葉のひとつに「一陽来復(いちようらいふく)」というものがあります。

この言葉は、逆境や不運などのよくない事が続いた後にようやく幸運がめぐってくる、また冬が終わり春がやってくるという意味があります。冬至の長く冷たい夜にめげてしまいそうになっても、だんだんと太陽の光に強さが戻るように、これから運が上がってくる日としてこの言葉が使われるそうです。

冬至

こうした言葉を知ると、今はちょっと元気がなくても、きっとこれから暖かくなるとまた元気が出てくるよ、と昔の人に諭されているようで、寒さに背中を丸めてばかりいないで、少しでも元気出していかなきゃなと思わされます。

そして、冬至といえば「ゆず湯」ですよね!
一説によると、この風習は「冬至」と「湯治(とうじ)」の語呂合わせからきたと言われていて、「融通(ゆうずう)が利くように」という願いをこめて「ゆず」が入れられるようになったそうです。

冬至

ゆず湯には血行を良くする効果があり、身体が温まるので、風邪や冷え性の予防になります。そのためゆず湯に入るとその冬は無病息災で過ごせると、昔から親しまれてきました。広がる良い香りに身も心もリラックスできますよね。
丸ごと入れるのも良いですが、少ない数で香りと効果を楽しむなら、輪切りにしたものを布袋に入れて湯船に浮かべるのがオススメです。

その他にも、栄養価の高い「かぼちゃ」や邪気を払うとされる「小豆」を食べて本格的な寒さに備えた身体づくりをする風習もあります。煮物や小豆粥を食べると身体が芯から温められて健康になり、冬が乗り越えられるとされているそう。こうした先人からの恩恵にあずかりながら、寒さに負けないように元気に冬を乗り越えましょう!

冬至

冬至

さて、いよいよ2018年も終わりを迎えますね。今年はどんな年でしたか?

新年の季語には、新しい年ではじめて暦を使うことを示す「初暦(はつごよみ)」という言葉があります。
真っ白なカレンダーにこれからどんな予定を立てて一年を過ごすのか、その舵取りは自分次第です。皆さまの来年のカレンダーが楽しい予定でいっぱいになりますように。

今年はスタートしたばかりの暦生活ブログを訪れてくださりありがとうございました!
また来年もよろしくお願いします。どうか皆さま健康でよいお年をお過ごしくださいね♪

冬至