冬将軍がやってきた…
二十四節気【大雪】

大雪

こんにちは。暦生活の下滝です。

暦の上では冬と言いつつも、まだ大丈夫じゃない?と油断して秘蔵のセーターは押し入れの中…。秋のように少し暖かな夜もあれば、ぐっと冷え込む朝もあって、体調管理が難しい今日この頃。日が暮れるのも早くなって驚きますね。
12月7日から12月21日までは「大雪(たいせつ)」といって、気圧配置も完全な冬型となり、いよいよ冬本番!を迎える時がやってきました。

高い山には激しく雪が降り出す頃とされ、湿った空気の影響で日本海側にも雪が降り始めるので「大雪」と呼ばれます。熊などの動物たちは冬眠し、南天の実が赤く色づいている様子を見かけるようになります。

大雪

 

冬将軍、到来…
空をふさいでしまうように灰色の雲が広がって、平地にも冷たい風が吹く様は、まさに「冬将軍の到来…」。
いや、冬将軍って誰やねん。どんな顔やねん。
そんなツッコミはさておき、言葉からなんとなく思い浮かぶのは、灰色のマントを翻す強くて厳しい頑固な将軍の顔…。一体誰がいつ、こんな季節にぴったりな名前を生み出したのでしょうか?

大雪

どうやら、「冬将軍」とは寒さの厳しい冬を表した言葉で、ナポレオンがロシアに遠征した時、ロシアのあまりの寒さに敗れて、撤退したことを新聞社が「general frost(極寒の将軍)」と表現したことから言われるようになったそうです。
日本では冬に南下してくる北極気団(シベリア寒気団)のことを冬将軍と呼んだりするとか。
ものすごく気難しくて怖い顔の将軍が空からやって来ると思うと恐ろしいですね…。

 

そんな恐怖と寒さで縮こまってしまいたくなりますが、今は師走。
お正月の予定を確認されたりと、新年を迎える準備を始める時期がやってきました。

すすを払って掃除をしつつ冬物も全て天日干しして、年越しを清々しい気持ちで過ごせるように、もうひと頑張りです。

外出を控えたくなるほど寒い日は、休みがてら年賀状を書いて、懐かしい顔を思い出しながら過ごすのも良いですね。

慌ただしい日々に疲れた時は、今が旬の鰤や牡蠣、風邪予防には身体を温める大根や、疲労回復のネギやニラを食べて、冬将軍を追い払いましょう。

大雪