最後の「秋」を楽しもう♪
二十四節気【霜降】

霜降

台風の後の照り返しで、真夏のように暑かったり。そうかと思えば、日が暮れると毛布が必要なくらい寒かったり。

そんな気温の変化に振り回されているうちに、ふと夜風の冷たさを感じて、美しい虫の声や、見上げた月の明るさに、秋が来たんだなと感じる日が増えてきました。

旧暦の9月中旬である新暦10月23日頃からは、暦の上で「霜降(そうこう)」と呼ばれる季節です。

二十四節気と呼ばれる、1年を24に分けた季節の中で「秋」の最後にあたる「霜降」は、“朝や夜の冷えこみが増して秋が深まり、霜が降りる頃”という意味をもっています。

草木が赤や黄に色付きはじめる時期ですので、休日には紅葉狩りに出かけるのも良いですね。

霜降

ちなみに、霜は“降りる”と言いますが、実際には霜が雨のように空から降ってくるのではなく、気温が下がって0度以下になることで空気中の水分が氷の結晶となり、地面や草の表面にくっつくのだそうです。

私はいつもこの時期になると、ディズニー映画の「ファンタジア」で、氷のドレスをまとった妖精が草木や水の上をスケートするようになぞっていき、その跡が凍り付いて霜ができる場面を思い出します。
季節が変わっていく様子を、音楽と映像で美しく楽しそうに表現していて、目には見えないけれど季節を変えていく存在がいたら素敵だなと想像してみたり。霜降

そして、ついに冬の足音がきこえてきたなと、秋の短さに寂しくなりながらも、温かな鍋料理が楽しみになったり、身が引き締まる寒さに新年の気配を感じてワクワクしたりするような、不思議な気持ちになります。皆さんはいかがですか?

朝夕に霜が降りるような冷えこみが厳しい日には、防寒対策をしつつ、温かい食事や飲み物をとって、身体を少しずつ新しい季節に馴染ませていくのがいいかもしれません。

空気とともに美しく澄んでいく空を見上げて、季節の変わり目を楽しみましょう。

霜降