-真夏のひと休みコラム-Vol.1
扇子の旅「扇子 フロム ニッポン」

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こんにちは。突然ですが、みなさんが持ち歩く小物の中で“夏限定のもの”と言えばなんでしょうか?
涼しくなるための道具としてはやはり、扇子を持ち歩かれている方が多いのではないでしょうか。

「-真夏のひと休みコラム-Vol.1 扇子の旅」では、そんな扇子についてご紹介します。

 

そもそも扇子っていつからあるの?

扇子は十二単などで知られる平安時代初期につくられたと言われています。
最初の扇子は私たちが知るものと違う用途で使われていました。どんな用途だと思いますか?

じつは、メモ帳なんです。「檜扇(ひおうぎ)」と言って、紙代わりにヒノキの板を糸で綴じあわせたものがはじまりでした。その後、5本ほどの木の骨を並べて、片側に紙を貼り付けた「蝙蝠扇(かわほりおうぎ)」というものがつくられます。
檜扇と形は同じですが、今度は涼むことを目的としたもので、蝙蝠(こうもり)が羽を広げた姿に似ていることから名付けられたそうです。

 

蝙蝠扇

 

扇子 フロム ニッポン

もともと“涼しくなるための道具”としては、これより以前に古代エジプトや中国で発明された「うちわ」が使われていました。

ですが、コンパクトに折りたたむことができる扇の形は日本で最初に考えられました。
器用な日本人らしい工夫に感心させられますね。
その便利さに驚いた異国の人々によって、多くの扇子が輸出されたそうです。

その後、扇子は小回りのきく形から、儀式の道具や、茶道、芸能の小道具として使われるようになります。

加えて、“無限に広がること”を意味する末広がりの形が、縁起のよいものとして贈答品にも重宝されるなど、今でも私たちの身近な存在として親しまれています。

もしどなたかにプレゼントする時があれば、ぜひこの由来を一言添えて渡してみてはいかがでしょうか?

 

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